小学生が自分たちで育てた米のおにぎり 直売所で販売 高知

地元の魅力を広くPRしようと高知市の小学生が自分たちで育てたお米を使ったおにぎりを19日、地元の直売所で販売しました。

これは高知市の小中一貫校、「土佐山学舎」が米作りを学ぶ授業の一環で行ったもので19日は、5年生と3年生の児童31人が地元のJAの直売所、「とさのさと」でおにぎりのセットなどを販売しました。

おにぎりは、子どもたちが育てたお米が使われ、具には地元で取れた梅とゆずみそが入っているということで、子どもたちは、商品の魅力を画用紙に書いてPRしていました。

また、19日は、県内の企業と共同して開発したゆずのスープも販売され、1時間足らずで完売しました。

実家がこの学校と同じ地区にあるという買い物客の1人は、「子どもたちが土佐山の魅力を発信してくれてうれしいです」と話していました。

参加した5年生の須江春心さんは「土佐山は自然がいっぱいあっていいところです。おにぎりを売ることで分かってもらえたので、うれしいです」と話していました。

また、福井佳織校長は「土佐山の自然やきれいな水のおかげでお米が栽培できるこの魅力を自分たちだけの学びにせず、多くの人に知らせることも学習してほしい」と話していました。